目的と目標

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目標と目的はほぼ同じ意味で使われることが多々ありますが、本来は違っています。

広辞苑によると、

このように書いてあります。
目標とは目的に向かう途中の道標べになります。

目的:成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ。意図している事柄。
   意志によってその実現が欲求され、行為の目標として好意を規定し、方向づけるもの

目標:目的を達成するために設けた、目当て、目印

これを分かりやすく表現すると、

目的とは

目的は、心や気持ち・感情といった自分の内面が満たされるように行動をする「理由」になります。
個人の内面を満たすことなので、100人いれば100個(もしくは以上)の目的が存在していることだって不思議ではありません。

この理由を自らで把握すると、困難や悲しいことなどでモチベーションが下がったときに原点回帰がしやすくなります。出発地点と到達地点(目標、ゴール)が明確になっていれば、途中の経路に迷っても軌道修正は早くなります。

しかしながら、何かを初めるときに最初から目的(理由)が自分自身で明確になっていない場合も多々あります。(なんとなく好き、なんとなくやめたくない)という場合もあれば、(これをしているときの自分が好き、これをしているときは嫌なことを忘れる)というときもあります。自分以外の誰か…身近な人のためだったり社会的責任などを感じての場合もありますが、これらをもう一段深掘りすると、自分の中に理由に気づけます。
一人ひとりが持つ絶対的なもので、自分だけの理由、価値で成り立ちます。

目標とは

一方、目標とは目的を達成するまで行程の区切りのようなものです。道標(道標、マイルストーン)はレベルや売上げ、勝ち負けなどで数字にように客観的に見ることが出来ます。
他者と一緒になることも多いのは目標です。

目標設定方法の詳細は別記しますが、頑張れば達成可能で自分らしい方法であることが大切です。
目標という関門を超えるプロセスに我慢や自己犠牲がなく自分の信念や価値観に則しているのか?
たとえ目的が最初から分からなくても自分の求める方法で目標に向かえば、自分のプロセスでゴールへ歩めば目的すら自ずと明瞭化していきます。

目的、目標の違いを明確にして、自身の中で握り直しをするとプロセスにもゴールにも付加価値が増えていることに気づき、例えゴールに到達しなくても「後悔」の二文字が消えるはずです。

目的、目標参考記事はこちら

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